SNS広告とは?4大SNSそれぞれの特徴と成果の出る運用ポイントを徹底解説!
本記事では、SNS広告の概要やメリット、事例などを紹介しながら、4大SNS広告の特徴を解説します。SNS広告の利用を検討している方にとって、その基礎知識や特徴を知ることができる内容となっています。
各SNS広告の特徴
SNS広告という言葉をご存じでしょうか。
SNSは国内外で多数のユーザーが利用しているプラットフォームで、すでにご存じの方も多いと思います。人によっては、一人で複数のアカウントを用途別に使い分けている方も少なくないでしょう。
SNS広告とは、その名の通り、SNSというプラットフォームを利用して出稿する広告です。SNSの利用者は年々増加傾向にあり、SNSの持つ拡散力も非常に高いことから、SNS広告が効果的なWebマーケティング手法として注目されています。
代表的なSNSとしては、4大SNSと言われているFacebook・Instagram・Twitter・LINEがあります。それぞれにSNS広告が付いており、また各々の特徴がありますので、まずは順番に説明していきます。
Facebook広告
Facebookは言わずと知れたSNSです。実名登録が基本とされているFacebookの利用者は、全世界26億人以上、日本での月間アクティブユーザー数は2,600万人以上となっています。
(出典:https://www.uniad.co.jp/260204 2019年7月時点)
そして、今回紹介するSNSの中では、利用しているユーザーの年齢層が最も高いです。では実際に、Facebookを利用した広告にはどのような特徴があるのでしょうか。
先述した通り、Facebookは実名登録が基本です。したがってFacebook広告は、信頼性の高い豊富な個人情報に基づいた、精度の高いターゲティングが可能になります。性別・年齢・居住地などの属性から、ユーザーの関心事に向けてターゲットを設定し広告を発信できるので、高いリーチ率が期待できます。また、費用についても自由に設定でき、インプレッション課金とクリック課金の選択肢や、動画再生時間やアプリのダウンロード数といったユーザーのアクションに基づいた課金制度もあり、広告主が自由に予算を決められるのも特徴の一つです。
Instagram広告
Instagramも、代表的なSNSの一つです。月間アクティブユーザーは約3,300万人に上り、日本国内だけを見ればFacebookよりも多いです。
(出典:https://www.uniad.co.jp/260204 2019年3月時点)
男女比は4:6で、ユーザーは女性の方が多い印象があります。年齢層は幅広くなってきているとは言うものの、20代~30代の利用者が多く、若年層向けに広告を出稿するのに向いています。
Instagramでは、視覚情報がほぼ全てと言っても過言ではありません。人間はその感覚の80%以上を視覚に頼っていると言われているほどなので、情報も効果的に伝達できるのです。ただ、視覚情報に情報が偏っているため、写真映えする広告は非常に相性が良い一方、ビジュアル的に地味な商品・サービスには向いていないかもしれません。
Instagram広告には、ユーザーがフォローしているストーリーズ投稿を次々と見る間に流れる「ストーリーズ広告」と、ユーザーの投稿と同じようなデザインでフィード上に流れる、4種類の「フィード広告」があります。いずれも動画や写真を効果的に用いており、Instagramならではの視覚的な特徴を広告にも活用しやすいと言えるでしょう。
Twitter広告
続いて、Twitter広告はどうでしょうか。Twitterのユーザーは、日本国内の月間アクティブユーザーが約4,500万人で、先のFacebookやInstagramよりもさらに多くなっています。
(出典:https://www.uniad.co.jp/260204 2018年10月時点)
Twitterの特徴は、何といってもその迅速な拡散力です。また、広告費用も独特で、ユーザーが最初に広告をクリックしたり、リツイートやフォローなどの行動を起こしたりする回数に対し課金が発生するので、リツイートなどで拡散されれば、数多くのユーザーにリーチできるだけでなく、二次拡散以降については費用が発生しないというメリットもあります。
LINE広告
最後に紹介するのがLINEです。LINEも言わずと知れたSNSですが、LINEのユーザーは、日本国内の月間アクティブユーザーが約8,600万人もいると言われています。
(出典:https://www.uniad.co.jp/260204 2020年10月時点)
日本の人口のおよそ2/3が利用しているという日本最大級のユーザー数を誇るSNSであり、LINE自体が日常的なコミュニケーションツールとなっているのでアクティブ 率も非常に高く、出稿した広告のリーチ数が大いに期待できます。ユーザー数自体が多く、アクティブ 率も高いため、多くの人々に広告を届けることが可能です。
SNS広告のメリット
以上、各SNS広告が持つ特徴をご紹介してきましたが、ではそれぞれのメリットとは何でしょうか。以下のように3つにまとめましたので、順番にご紹介します。
ターゲティング精度の高さ
SNS広告のメリットの一つは、「ターゲティング精度の高さ」です。すでにあるプラットフォームを利用し、個人情報を基にターゲットを設定して、ユーザーへ正確なアプローチができます。各プラットフォームに蓄積されたデータを基に、自社の商品やサービスに応じてセグメントやターゲティングを行えます。例えば、コスメなど女性にリーチしたい広告の出稿では、確実に女性に絞ってリーチすることが可能です。つまり、無駄なリーチを省き、ユーザーに対して的確なアプローチができるというわけです。
潜在顧客にリーチできる
2つ目のSNS広告のメリットは、「潜在顧客にリーチできる」ことです。リスティング広告やリターゲティング広告などの広告では、そもそもユーザー自身が「検索」や「サイト訪問」といった能動的な行動を取る必要があるので、自分で悩みを認識していないユーザーに対しては訴求できません。
他方、SNS広告では、広告を出す側でターゲット層を設定できるので、潜在的なユーザーにアプローチできるというメリットがあります。つまり、扱う商材の認知拡大と顧客拡大につなげやすいという特徴があるのです。
ユーザーに受け入れられやすい
3つ目のSNS広告のメリットとして、「ユーザーに受け入れられやすい」ことが挙げられます。
他の広告形態では、そもそも一方的な情報になるため、ユーザーが求めていない情報を提供してしまいかねません。そうなると、逆に「無視される」「嫌悪感を抱かれる」などと広告主の意図とは違った反応につながってしまい、かえってネガティブな効果が出てしまうこともあります。
他方、SNS広告は、タイムラインに自然に溶け込んだり、各SNSの特徴を生かした広告手法を取ったりできるので、比較的ユーザーに受け入れられやすいという特徴があります。あからさまな広告感を減らすことで、効果的にユーザーへ商品やサービスの訴求ができるのです。
また、ユーザーは気になった商品に関して、SNS内でタグ検索などを用いて検索する確率が高いので、SNS内でしっかりとブランディングされていれば、購入などの具体的なアクションにもつながりやすくなります。是非合わせてSNS内でのブランディングについても準備しておきましょう。
SNS広告を成功させるためのポイント
では実際に、SNS広告を成功させるためには、どのようなことがポイントになってくるでしょうか。下記で、ポイントを2つご紹介します。
広告の目的を明確に
SNS広告を成功させるためのポイントの一つは、「目的を明確にする」ことです。目的を明確にすることが大切なのはSNS広告だけに限ったことではありませんが、ことSNS広告においては、非常に重要なポイントになります。具体的には、「広告を誰に届けたいのか」を明確にし、商品に合ったターゲット設定を的確に行うことが必要です。
また各SNS広告では、ユーザーの特徴や広告の目的・機能によって、配信するメディアを決めていくとよいでしょう。例えば、見た目にも食欲をそそられるハンバーガーが商品である場合、視覚的に訴えることが得意なInstagramは、非常に効果的だと言えます。
見せ方の工夫
SNS広告を成功させるための2つ目のポイントは、「見せ方を工夫する」ことです。SNS広告は、プラットフォームによって配信場所やフォーマットもさまざまなので、目に留まりやすくなるように広告の内容に工夫を凝らすことが重要になります。
ターゲットに合わせて、情報を発信する時間帯にも注意が必要です。例えば、美味しそうなハンバーガーの広告をリーチさせるには、ターゲットとなるユーザーが空腹の時がベストになりますが、具体的に何時頃かを考え、成果が出たもの・出なかったもののデータを取り、それらを参考にPDCAサイクルを効率的に回していくことが大切です。
まとめ
以上、SNS広告についてご紹介しました。実際にSNS広告での運用を考えている方は、ご自身で色々と悩むよりも、まずはプロに相談してみるのが近道です。ローカルフォリオへの依頼がおすすめですので、是非合わせてご検討ください。
https://www.leadplus.co.jp/ads/service/service-localfolio