コンテンツマーケティングを外注するべき8つの理由
オウンドメディアを立ち上げ、コンテンツマーケティングを実践することになった時、ただ単純にブログを執筆すれば良いと思っている方は多いのではないでしょうか?
残念ながらコンテンツマーケティングはブログ記事を公開すれば成功するほど単純なものではありません。
弊社にお問い合わせいただく多くの企業がブログ記事を執筆しているのに以下のような悩みを抱えています。
- ブログ記事を投稿してもトランザクションが増えない
- トランザクションが増えても見込み客がこない(顧客化しない)
そのような企業では社内の有志を集いルールや戦略なきままに闇雲にブログを公開しているケースが多々見受けられます。
コンテンツマーケティングを成功に導くためには、戦略と戦術をしっかりと噛み合わせる必要があります。
もし戦略の建て方や戦術がわからない場合、不安な場合には、外注化について考えることも一つの解決策になります。
コンテンツマーケティングに関する全業務を、外注者に全てゆだねることを想定していない場合でも内製化に向けて正しくランディングさせるために最初だけでもプロにゆだねれば、作業効率や成果が劇的に変化するでしょう。
今回は、コンテンツマーケティングの外注化をお勧めする理由について解説していきます。
① 専門知識を有する人物から協力が得られる
コンテンツマーケティングは単純にブログを書けば良いという話ではありません。ブログ記事を投稿する前にもやるべきことは沢山あります。例えば自社の理想的な顧客像を想定するペルソナ作成やカスタマージャーニーの作成などが必要不可欠です。
また闇雲にブログ記事を投稿しても世の中でその記事が求められていない場合にはアクセスは稼げないかもしれません。極論を言ってしまうとブログ記事を書く意味がないかもしれないのです。
このような事象を避けるためにキーワード設計書などを策定する必要があります。そして、検索ランクで上位を狙うためには、SEOの知識も必要になるでしょう。
そして、いざ記事を公開した後でもアクセス状況を確認しながら記事やサイトそのものを修正していくことが必要です。
もし自社独自のやり方で行なっていく場合には、これらの深い知識が必要不可欠になります。多くの企業では独自の解釈で間違ったやり方で行なってしまうケースがあるため、ゴールに向かって遠回りをしている場合がほとんどです。
そしてそのような企業ではコンテンツマーケティングは成果が出ないなどと諦めてしまうのです。
つまり、無駄な遠回りを避けて、より優れた成果を生み出すために、外注化が必要になります。これはダイエットや筋トレ、受験、語学習得、投資などと一緒なのかもしれません。その道のプロに最適な方法を学ぶことで余計な作業は削減されるだけでなく、自身もプロへと発展することができるのです。
②社内の業務内容が短縮され作業時間が減る
コンテンツマーケティングを実践する会社は、コンテンツを作成したり、サイト構造を改善したり、検索エンジンランクのチェックやそれに対応した細かい改善、お問い合わせがあったお客さまの対応をしたりと、忙しい日々を送ることになります。
これらの作業全てを、必ず自社で行わなければいけないということはありません。設計やコンテンツ作成、アクセス解析の変動によるサイトの改善、レポーティング、またコンテンツマーケティングを成功されるためのコンサルティングなど外注化できる仕事はたくさんあります。
無駄な作業を排除してコアコンピタンスに集中することが重要です。人手が足りなかったり、無駄な作業を極力排除したい場合には外注化を検討すると良いでしょう。
③過去の経験から良い方向に導いてもらえる
自社よりもコンテンツマーケティングやインバウンドマーケティング運用の知見や経験が多い企業に外注すると、過去の業務経験から自社のどのような点が間違っているのかアドバイスしてもらうことができます。
自社でコンテンツマーケティングを行うと、どうしても限られた視点からしか業務を見渡すことができません。しかし、外注化すれば、市場に対する視点や競合の状況、成功している企業の視点を増やすことができるため非常に良い効果が得られます。
④リスク分散につながる
大企業なら良いかもしれませんが、マーケティング担当者が少ない企業でコンテンツマーケティングを実践する場合、どうしても1人の従業員が抱える業務量が多くなってしまいます。
そうなると、従業員の個人的な都合で退職されたり、体調を崩してしまったり、急な予定が入り出勤できなくなってしまった場合に、問題に対して迅速に対応することができなくなります。
また、コンテンツマーケティング以外の業務が発生した場合(急なセミナーの準備など)など、どうしても手薄になりがちです。
リスク分散ができていないと、何かあった時に正しい対処ができないため、企業の信用を落としかねません。しかし、コンテンツマーケティングで求められる技術や作業を社外で実現できるように外注化しておけば、何か問題が発生してもすぐに対処できます。
⑤外注化することで社員が育つ
コンテンツマーケティングを外注化された経験のある方なら、いかに人に物事を伝えることが大変かお分かりかと思います。
社風も知らず顔も合わせたことのない人に、業務指示を出すという事は、決して簡単ではありません。そのため、会社で働く社員も物事を伝える努力や工夫をするようになります。
マニュアルの作り方やメールの仕方、業務に応じた連絡手段など、あらゆることに頭を使い始めます。また、自分が正しい指示を出すことができたとしても、求めている成果物を出してくれないこともあります。修正指示を出しているにも関わらず、対応してもらえず仕事が進まないという事もあるかもしれません。そういったトラブルに遭遇しながらも、どうしたら問題を未然に防ぐことができ、迅速に問題を解決できるのか考えることが社員を成長させることにつながります。
また逆もしかりです。コンテンツマーケティングのサービスを提供している企業は過去の実績からベストプラクティスを用意していることでしょう。あらゆるやりとりの中でそのベストプラクティスを取り入れれば、社員も大きく成長できるでしょう。
⑥自社にない人的ネットワークやスキルを最大限利用できる
コンテンツマーケティングを真剣に行おうとすると、それぞれのプロフェッショナルが必要になります。例えばアクセス解析のプロ、プロのライター、SEOのプロ、業界を知り尽くしたプロ、html/cssのプロ、JavaScriptのプロ、デザインのプロ、インバウンドマーケティングのプロ、MAツールのプロ、CMSのプロなどなど一人づつ雇用しようとしたら大変であることは容易に想像できるでしょう。
外注化することで自社にない人的ネットワークやスキルを獲得することが可能になります。 一緒に仕事をすることでスキルトランスファーも可能になるでしょう。
⑦経営を圧迫しない
上記と重複しますが、コンテンツマーケティング業務が自社で抱えきれないほど、仕事が発生しているというのなら、人を雇う前に外注化を意識して下さい。足りない人員や技術を補うために、求人を出して人を雇うことは企業にとって当たり前の事なのかもしれません。
しかし、コンテンツマーケティングを実践しようとすると多岐に渡る技術や知識が必要であり一人雇えばどうにかなるということはありません。仮に月50万円の固定給とした場合、1年間で600万円ほどの給料を支払わなければいけません。そしてデジタルマーケティング領域の人材は枯渇しており、給料も高騰している傾向にあります。
もし、外注化という手段を利用して、必要な時だけ仕事を依頼できる関係を築き上げることができていれば、限りなく低いコストで仕事を完成させることができるため、経営を圧迫することがありません。
⑧どんな状況でも作業を継続できる
コンテンツマーケティングを実践し、結果が出るまでの期間は我慢と忍耐の連続です。作業を行うものとしては、早く結果を出したいと考えるのが普通でしょう。結果の出ない時は、作業を継続することが難しくなりがちなので、そんな時こそ、業務の外注化によって自分が何もしなくても仕事が進んでいく状態を作り上げることができれば、途中で挫折してしまう確率が低くなり、途中で諦めることなく作業を継続できます。
コンテンツマーケティング業務の外注化を検討しよう!
しっかりと目標を定め、やるべきことを認識しておけば、外注化によって得られるメリットは非常に大きいです。プロフェッショナルと一緒に仕事をすることで自身も成長できますし、会社への貢献も短縮して行えます。
我流のコンテンツマーケティングに不安を感じている場合には、一度外注化について考えてみてはいかがでしょうか?その際には弊社にお問い合わせいただけると嬉しいです!