Facebookクーポン完全マスター!売上拡大・新規顧客獲得に絶対オススメ
集客手法の一つとして、クーポンを配布・活用されている皆さん、こんなお悩み・経験ありませんでしょうか?
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これらの悩みを解消できるのが、Facebookの「クーポン」機能です。
Facebookクーポンには次の特徴があります。
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あなたも、Facebookクーポンを活用することで、ファン(フォロワー)との関係性強化やリピート購入・利用、また、新規顧客を獲得できる、などの効果を得られ、売り上げ拡大につなげることができます。
ここでご紹介するFacebookクーポンの特徴や配布する上で押さえておきたいポイント、作成方法などを参考にしていただき、是非、実践してみましょう!
※本記事のスクリーンショットや公式ヘルプページ情報は、2018年2月時点のものです。今後のアップデートにより、画面が異なる可能性があります。
1.Facebookクーポンとは?
最初に、Facebookのクーポンとは、どういうものなのか? クーポンが配信される場所・種類・機能を、ご紹介します。
Facebookクーポンとは、企業が作成したクーポンを、ユーザーのニュースフィードに流す(配布する)ことができる機能です。
Facebookクーポンが表示される場所、作成できる人などは以下の通りです。
- クーポンが表示される場所
Facebookユーザーのニュースフィードや、自社・自店舗のFacebookページのタイムラインに表示されます。 - クーポンが表示される人
Facebookページをフォローしている人や、企業が配布対象としたユーザー像に合致した人に表示されます。 - クーポンを作成できる人
Facebookページを管理している人・企業が作成できます。 - クーポンの種類
「店頭用」 「オンライン用(ウェブサイト用)」 「両方で使用できるもの」 計3種類あります。 - 機能
ユーザーがクーポンを閲覧し、「クーポンを入手」を選択すると、クーポンの詳細画面が開きます。
また、クーポン詳細画面内の「保存」を選択されると、以下のことが起こります。
「店頭用」「両方」のクーポンの場合
クーポンを保存した人がFacebookに登録しているメールアドレス宛に、クーポン付きメールが届きます。
且つ、ユーザーのFacebookアカウントの「クーポン」内にクーポンが保存されます。
また、クーポンの有効期限が近づくと、Facebookのお知らせに表示されます。
「オンライン用」のクーポンの場合
ユーザーのFacebookアカウントの「クーポン」内にクーポンが保存されます。
また、クーポンの有効期限が近づくと、クーポンを保存した人のFacebookのお知らせに表示されます。
どの種類のクーポンでも、有効期限が近づくとFacebookのお知らせに表示されるのは、クーポンが未使用で終了してしまうことを少しでも防げるので、企業側としては嬉しい機能です。
- ユーザーがクーポンを使用するとき
企業側は、主に2通りの使用方法を設定することができます。
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クーポンの画面(スマートフォンの画面)を店頭で見せて使用してもらう
ウェブサイトの購入画面などにクーポンコードを入力して購入してもらう
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2.Facebookクーポンで得られる2つの効果と作成方法
Facebookクーポンには、どのような効果があるのでしょうか。
ユーザー視点(クーポンを受ける側)としては、当然、クーポンを利用することで割引や特典が得られるメリットがあります。
企業視点の効果をまとめると、主に2つの効果となります。
2-1.自社のファンとの関係性強化・リピート獲得
2-2.新規顧客獲得
この効果を得るためにFacebookクーポンでは、2種類の作成・配布方法があります。
作成・配布方法と効果をまとめたのが下表になります。
それぞれの詳細は、4章以降で ご紹介しますので、ここではポイントをおさえておきましょう。
2-1.自社のファンとの関係性強化・リピート獲得
1つ目の効果は、「自社のファンとの関係性強化・リピート獲得」です。
Facebookクーポンは、自社のファン(Facebookページにいいね!している人、フォローしている人)に配布することができます。
クーポンでファンとの関係性をより強化でき、リピートを促すことができます。
且つ、自社のファンがクーポンをシェアしてくれた場合、シェアした人の友だちにもクーポンが表示されて、シェアされた友だちがクーポンをキッカケに顧客になってくれる可能性もあります。
自社のファンにクーポンを配布するには、Facebookページの投稿でクーポンを作成します。
本記事内では、以後、「投稿クーポン」と表現します。
2-2.新規顧客獲得
2つ目の効果は、「新規顧客獲得」です。
Facebookクーポンは、自社と接点のない人(自社のことを知らない人)にだけ配布することもできるので、新規顧客増加が見込めます。
この場合、Facebook広告でクーポンを作成します。
「クーポン広告」と呼ばれていて、一番の強みは、Facebook広告の多彩、且つ、詳細なターゲティングをフル活用して、狙ったユーザーにだけクーポンを届けることができる点です。
しかも、クーポンの配布枚数に上限を設定することができ、上限に達した時点で、広告が自動停止するので便利です。
例えば、次のようなターゲット層を設定してクーポンを配布することが可能です。
【ラーメン店が新規顧客にクーポンを配布する場合】
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紙媒体やポータルサイトでも、新規顧客獲得を狙ったクーポンを配布できます。
しかし、あくまでもユーザーが自発的にクーポンを求めて、それらのメディアを閲覧していないと、クーポンに出会うことはないでしょう。
それに対して、クーポン広告は、上記の例のような詳細なターゲット層、つまり、クーポンを使ってくれそうなユーザー層に、企業側からプッシュでクーポンを配布できます。
Facebook広告のターゲティングの凄さを解説している記事もありますので、あわせてご参照ください。
参考:Facebook広告の効果とは?8つの活用シーン例と得られる効果
参考:成果を飛躍させる!Facebook広告カスタムオーディエンスの活用法と新規客獲得の秘策
投稿クーポン、クーポン広告、どちらの場合でも、クーポンを利用したユーザーが増えることで、商品・サービスを気に入ってくれたユーザーがFacebookページにいいね!やフォローをしてくれるかもしれません。
そういったファンが増えていけば、投稿クーポンを配布したときの反響・効果も増大していき、好循環をもたらしてくれます。
早速、クーポンを作成してみましょう!と、いきたいところですが、その前にクーポンを活用するときにおさえておきたいポイントをご紹介します。
せっかく作成・配布したクーポンも、使用されなければ意味がありませんので、初めてクーポンを作成される方は参考にしていただければ幸いです。
3.クーポンを活用するときにおさえておきたい3つのポイント
クーポンを活用するときにおさえておきたいポイントは、下記の3つです。
3-1.割引率を大きくした方が、集客力は高い
3-2.クーポンの画像には人物を使用する
3-3.クーポンの利用を促す施策をとる
なお、ここでご紹介するポイントの一部は、Facebook公式ヘルプセンターに記載されている項目になります。
3-1.割引率を大きくした方が、集客力は高い
1つ目のポイントは、「割引率」に関するポイントです。
これは、当然のことですが、割引率が大きいクーポンほど集客力が高い、ということです。
Facebook公式ヘルプセンターにも、下図のように表記されています。
また、マイボイスコム株式会社の調査でも、利用するクーポンの特徴は?という質問に対して、「わずかでも割引されている」「割引率が高い」という回答が上位を占めていました。
あくまで、私個人の肌感覚ですが、10%程度の割引率でクーポンを実施している企業が多いように感じます。
3-2.クーポンの画像には人物を使用する
2つ目のポイントは、「クーポンの画像には人物を使用する」ことです。
これも有名ではありますが、商品自体の写真よりも、商品を使っている人の写真のほうが効果的です。
人は、人が映っているものに目が留まりやすいので、人の画像の方がニュースフィードで目に留まりやすいのです。
<クーポンに使用する画像のイメージ図>
また、Business Insiderの「16 Heatmaps That Reveal Exactly Where People Look」という記事に、人の視線に関する調査結果が掲載されていたのでご紹介します。
左側は女性モデルが商品を見ています。右側は女性モデルが正面を向いています。
画像を目にするユーザーも、モデルが見ている物へ視線が誘導されてしまう、という調査結果です。クーポンに使用する画像選定の参考してみましょう。
3-3.クーポンの利用を促す施策をとる
3つ目のポイントは、「クーポンの利用を促す施策をとる」ことです。
クーポンを配布して、来店・購入を待っているだけではなく、店舗やウェブサイトでFacebookクーポンをアピールすることも大切です。
例えば、店舗でスタッフが「Facebookのクーポンはお持ちですか?」と声掛けしたり、店内にPOPを設置して目に留まるようにしたり、などを実施するのも良いでしょう。
もし、クーポンをお持ちでないお客様だった場合、その場でFacebookページをご案内してクーポンを使っていただく、そのあと、お客様がFacebookページをフォローしてくれれば、ファンを一人増やすことができます。
※【5-3.クーポンはFacebookページトップに固定表示する】で紹介する方法を活用
4.フローチャートで選ぶ あなたに合ったクーポンの使い方
いよいよ、クーポンを作成する方法をみていきましょう。前述した通り、クーポンには、2つの作成方法があります。
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あなたに合った作成はどちらなのか、フローチャートをご用意しました。
上図に沿って、作成する方法を決めましょう。それぞれについて、次章から詳細に解説していきます。
5.(1)クーポンをFacebookページの投稿で作成する
クーポンの作成方法、1つ目は、投稿で作成・配布する、つまり、写真や動画を投稿するのと同じ位置づけ(感覚)で配布する方法となります。
「近況を投稿する」で写真や動画とテキストを投稿する際に、「クーポンあります。詳しくはこちら」のように記載して、自社サイトのクーポンページへ遷移させて、クーポンを配布することも可能です。
しかし、この方法だと、Facebookクーポンの保存機能が使用できないので、ユーザーにはクーポンがメールで届かない、有効期限のお知らせが表示されない、などのデメリットがあります。
したがって、投稿でクーポンを配布する場合は、【5-2.投稿クーポンの作成方法】でご紹介する「クーポンを作成」ボタンで、作成・配布しましょう。
上表の通り、自社のFacebookページにいいね!している人やフォローしてくれている人のニュースフィードにクーポンが表示されます。
※クーポンが「シェア」された場合は、上記以外の人にクーポンが届きます。
5-1.投稿クーポンの目的と活用例を整理する
どのようなクーポンを作成すれば良いのかわからない、という方のために、改めて投稿のクーポンの目的や活用例を整理しておきましょう。
投稿クーポンは、自社のファンとの関係性強化・リピート施策が主な目的となりますので、次のような種類・活用例が考えられます。
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5-2.投稿クーポンの作成方法
Facebookページの投稿でクーポンを作成する手順をみていきましょう。
まず、Facebookページを開設済みであることが必須条件となりますので、まだFacebookページを開設されていない方は、下記の公式ヘルプページをご参照ください。
投稿する前の注意点ですが、作成・投稿完了したクーポンの内容は編集することができませんので、投稿前にはクーポンの内容を再確認しましょう。
Facebookページのホーム画面で、「クーポンを作成」を選択。
クーポン情報を入力する画面が立ち上がりますので、必要な情報を入力します。
- Title(50文字)
このクーポンのタイトルを50文字以内で入力します。 - 有効期限
このクーポンの有効期限を入力します。 - クーポンを利用できる場所
このクーポンが利用できる場所を、「店頭」「オンライン」のどちらか、もしくは両方にチェックを入れて、設定します。
オンラインクーポンの場合は、クリックされたときに遷移するウェブサイトURLも入力します。 - クーポンコード(任意)
このクーポンに付ける任意のコードを設定できます。
例えば、オンラインクーポンをクーポンコード付きで配布し、ウェブサイトの注文画面にクーポンコードを入力してもらう、という使い方ができます。 - 利用規約(任意)
例えば、「他クーポンとの併用不可」「店頭のみ利用可」などのクーポンのルールを入力できます。
すべての入力を終えたら、右下の「公開」を選択すると、クーポンが配布されます。
なお、「公開」の右隣、▼を選択すると、「クーポンの公開予定日時を設定」というメニューが表示されます。
このメニューでは、未来の日付を入力して、クーポンの配布日時を指定することができます。
つまり、事前にクーポンをセットしておき、指定の日時になったら、自動で投稿される仕組みです。
5-3.クーポンはFacebookページトップに固定表示する
投稿のクーポンを実施した際は、Facebookページのホーム画面トップに、クーポンを固定表示しましょう。
クーポンをアピールし、活用を促進させることができます。
投稿のクーポンは、Facebookページにいいね!してくれている人、フォローしてくれている人に表示されます。
しかし、以下の公式ヘルプにも記載されている通り、ニュースフィードに表示される投稿は、Facebookのアルゴリズムが関連しており、100人いたら、必ず100人がクーポンを目にする、とは限りません。
したがって、ニュースフィードでクーポンが表示されなかった、もしくは、見落としていたファンが、自社のFacebookページに訪問してくれたときに、クーポンがすぐ目に留まるようにしておくことをオススメします。
ホーム画面トップに固定表示するには、クーポンの右上にある「・・・」を選択後、「ページのトップに固定」を選択するだけです。
固定表示が完了すると、クーポンの右上にピンのマークが表示されます。
なお、トップに固定できるクーポンは1つのみです。
5-4.クーポンに対するファンの反応はインサイトで確認する
配布したクーポンが、どのぐらいの人に表示されて、保存されたのか、などは「インサイト」の「投稿」から確認することができます。
パフォーマンスの指標の意味は、画面上の「i」アイコンにカーソルを置いていただくと表示されますが、下記の公式ヘルプページもご参照ください。
5-5.クーポンの配布を停止する方法
有効期限は設定できますが、予想以上にクーポンが利用され(嬉しい悲鳴)、投稿したクーポンを停止したい場合もあるでしょう。
Facebookページのクーポン投稿の右上「・・・」を選択して、「タイムラインに表示しない」を選択することで、配信を停止できます。
ただし、クーポンがシェアされていた場合には、シェアされた先のニュースフィードに、クーポンが表示されることがあります。
5-6.投稿クーポンは有料で配布範囲を拡大できる
投稿クーポンは、無料で作成・配布できますが、原則、自社のファンにしか届きません。
運用していくうえで、自社のファン以外にもクーポンを配布して、新規ユーザーを獲得したいと思うケースが出てくるかもしれません。
そんなとき、作成済みの投稿クーポンを、「広告」として、有料で新規ユーザーに配布することができます。
クーポンの「投稿を宣伝」を選択した後、どのようなユーザーにクーポンを配布したいのか「ターゲティング」設定をします。
あくまで私個人の見解ですが、この手法を使うのであれば、次章でご紹介する【(2)クーポンをFacebook広告で作成する】をオススメします。
既存のクーポンを流用できるので、配信設定が簡単なメリットはありますが、せっかくお金を使ってクーポンを配布するのであれば、よりカスタマイズ&機能が豊富な【(2)クーポンをFacebook広告で作成する】を推奨します。
6.(2)クーポンをFacebook広告で作成する
クーポンの作成方法、2つ目は、Facebook広告で作成・配布する方法です。
この方法は、Facebookページにいいね!している人、フォローしている人以外にも、Facebook広告の多彩なターゲティング方法をフル活用して、クーポンを配布できます。
6-1.クーポン広告の目的と活用例を整理する
どのようなクーポンを作成すれば良いのかわからない、という方のために、改めてクーポン広告の目的や活用例を整理しておきましょう。
クーポン広告は、自社と接点のなかった新規ユーザーにクーポンをキッカケに購入・来店してもらう新規顧客獲得が主な目的となりますので、次のような種類・活用例が考えられます。
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また、枚数を限定できるので、プレミア感を出したクーポンも効果的です。
広告のターゲティングでは、「自社のFacebookページにいいね!している人」も設定できるので、次のような種類・活用例でファンとの関係性強化にも応用できます。
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6-2.クーポン広告の作成はキャンペーンの目的から決める
クーポン広告を作成する手順をみていきましょう。
まず、Facebook広告を配信するうえで、Facebookページを開設済みであることが必須条件となりますので、まだFacebookページを開設されていない方は、下記の公式ヘルプページをご参照ください。
まず、Facebookの右上、▼アイコンの中の「広告を掲載」を選択。
次の画面が表示されます。
<図6-2.キャンペーンの目的>
Facebook広告用語で、上図で選択する項目のことを、「キャンペーンの目的」と呼びます。
クーポン広告は、上図のオレンジ色枠の3つの目的で使用することができます。
トラフィック コンバージョン 来店数の増加 |
ここで選択したキャンペーン目的によって、店頭・オンライン・両方のクーポン種類が変わってきます。
オンライン(ウェブサイト)で利用するクーポンを作成する場合は「コンバージョン」を、実店舗で利用するクーポンを作成する場合は「来店数の増加」を選択することを推奨します。
なお、キャンペーンの目的に関しては、以下のヘルプページをご参照ください。
6-3.店頭クーポンの作成方法
本記事では、キャンペーンの目的「来店数の増加」を選択して作成する「店頭用クーポン」を解説します。
※他キャンペーンの目的で作成できる「オンライン用クーポン」も、ほぼ同様の手順ですが、クーポンが利用できるウェブサイトURLを追加設定する項目が増えます。
作成する前の注意点ですが、作成完了したクーポンの内容は編集することができませんので、すべての入力が完了したら、クーポンの内容を再確認しましょう。
<図6-2.キャンペーンの目的>で、「来店数の増加」を選択した後、アカウントの国や通貨を設定します。
クーポンを作成する場面に遷移しますので、オフとなっている部分をオンに変更。
広告セット名は、クーポンを配布するターゲット層の単位を指します。
例えば、フィットネスクラブが新規会員獲得のためにクーポンを作成する場合で、以下のようなターゲット層に配布したいと考えたとき、広告セット名はわかりやすい名前を付けることを推奨します。
- 広告セット名
クーポン_40代主婦 - ターゲット層(クーポンを配布したいユーザー層)
40代主婦
店舗から半径5キロ
フィットネスや健康、スポーツに興味がある人
続いて、クーポンの作成に入ります。
- クーポンのタイトル(50文字)
このクーポンのタイトルを50文字以内で入力します。 - 詳細
このクーポンの詳細説明を入力します。 - 終了日、終了時間
このクーポンの有効期限を入力します。 - クーポンコード(任意)
このクーポンに付ける任意のコードを設定できます。
例えば、個別コードを設定すると、クーポンを保存した人には、それぞれ固有のクーポンコードが割り当てられ、店頭での精算時にそのコードを見せてもらう、という使い方ができます。個別コードを50個設定した場合、クーポンを保存した人が50人に達した時点で、広告配信が停止します。詳細は、公式ヘルプページをご参照ください。
- 合計クーポン数
このクーポンを閲覧できる人の数(リーチ数)を制限できます。
例えば、50と入力した場合、50人がクーポンを閲覧した時点で、広告配信が停止します。 - 詳細オプション:クーポンのシェアを非表示
この項目にチェックを入れると、クーポンを見た人が、クーポンをシェアすることができなくなります。 - 利用規約(任意)
例えば、「他クーポンとの併用不可」「店頭のみ利用可」などのクーポンのルールを入力できます。 - 特定の店舗限定で使用可能
このクーポンを使用する店舗を指定できます。
例えば、10店舗を展開している企業様の場合、その内のA店・B店のみ利用可、などを指定できます。
続いて、クーポンを配信するターゲット層を設定していきます。
- カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスに関しては、別記事で詳細を解説しておりますので、ご参照ください。
- ビジネスの所在地 or 国、地域、市区町村
Facebookページに設定している住所から半径何キロ、もしくは、ここでクーポンを配布する地域を指定することもできます。 - 年齢、性別、言語
年齢・性別・使用している言語などで、ターゲット層を絞り込めます。 - 詳細ターゲット設定
興味・関心やユーザーの属性などを設定することができます。
例えば、「フィットネスに興味がある人」「スポーツに興味がある人」などです。 - つながり
ここでは、下記の3種類が選択できます。
あなたのページに「いいね!」した人 あなたのページに「いいね!」した人の友達 あなたのページに「いいね!」した人を除外 |
今まで自社と接点がなかった、新しいユーザーを新規顧客として獲得したい場合は、必ず、【あなたのページに「いいね!」した人を除外】を選択しましょう。
続いて、1日に使用する広告費を設定します。
次の画面で、クーポンとともに表示される画像や動画を設定すると、設定完了となります。
6-4.クーポン広告の成果は広告マネージャで確認する
クーポン広告を配信後の成果は、Facebook広告の管理画面(広告マネージャ)で確認できます。
ここで成果を確認して、思うようにクーポンが保存されていない場合、クーポンに設定した画像や、ターゲット層を変更してみる必要があるでしょう。
クーポンの保存状況は、次の箇所から確認できます。
パフォーマンスから、「列をカスタマイズ」を選択。
「クーポン」と検索すると、以下の指標が表示されます。
保存したクーポン 保存済みクーポンの単価 |
- 保存したクーポン
クーポンを保存した人の数です。 - 保存済みクーポンの単価
保存したクーポン当たりの平均単価です。計算式:消化金額÷保存されたクーポンの数
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。ここでは下記の要点をご紹介しました。
- Facebookクーポンには、ファンとの関係性強化と、新規顧客獲得の効果がある
- 「割引率は大きい方が良い」「画像には人物を使用する」「クーポンの利用を促す施策をとる」の3つのポイントをおさえておく
- 「投稿クーポン」「クーポン広告」は、クーポンの目的によって使い分ける
クーポンに挑戦してみようかとお考えの皆さんの参考になりましたら、幸いです。
最後に、Facebook公式サイトに、クーポン広告の成功事例が掲載されていますので、ご参照ください。