HubSpotでAPI連携ができるオススメのツール5選
Slack:グループチャット
※引用:Slack公式サイト
Slackは、チームでコミュニケーションを行うのに適したグループチャットです。検索機能を使って過去のメッセージをさかのぼったり、個別チャットやグループを気軽に作成したりできます。
もちろん、SlackとHubSpotを連携することが可能です。双方をつなげることで、HubSpotの更新情報やメッセージを、Slack上で通知として受け取れます。
またSlackのメッセージ上に、HubSpotのチケットやタスクを新しく作成できるのがメリットです。社内でのコミュニケーションが非常にスムーズになるので、ぜひSlackとHubSpotの連携を試してみてください。
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Zoom:Web会議システム
※引用:Zoom公式サイト
Zoomは、インターネットを介して会議ができるシステムです。無料から使うことができ、今では多くの企業や個人で活用されています。
ZoomとHubSpotを連携させることで、ウェビナーの申し込み・受付や、参加者管理を円滑に行えるようになります。日程調整を簡単にできる「ミーティングリンク」機能を使って、ZoomのURLを顧客へ自動的に送信することが可能です。
とくに、ウェビナーや社内ミーティングをオンラインで完結させている企業におすすめです。ZoomとHubSpotを連携させて、効率的なマーケティング・営業活動を展開しましょう。
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Salesforce:顧客管理(CRM)ツール
※引用:Salesforce公式サイト
Salesforceは、見込み顧客との接点を創り出して強化し、成約までの一連のプロセスを効率化・最大化させるプラットフォームです。マーケティングや営業をはじめ、カスタマーサポートやEコマース・アプリケーション構築など、幅広い部署が連携できる機能を備えています。各部署での情報を一元管理し、共有できるのが特徴です。
SalesforceとHubSpotを連携させることで、営業のアプローチの優先順位付け、時間の節約、有意義な関係の構築、取引の成約率向上などに役立つ重要なデータによって営業チームを支援が可能となります。
とくに、SalesforceとHubSpotの両ツールを利用している企業におすすめです。
よくあるケースとしては、リードジェネレーションやリードナーチャリングをMA機能のあるHubSpotで行った上で、CRMプラットフォームであるSalesforceに連携させることが多いです。SalesforceとHubSpotを連携させて、効率的なマーケティング・営業活動を展開しましょう。
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Canva:デザイン作成ツール
※引用:Canva公式サイト
Canvaは、デザイン作成ツールです。無料から使うことができるだけなく、既に用意されているデザインテンプレートをカスタマイズするだけでプロ並の高品質な作品が作れるとあって人気を集めています。
CanvaとHubSpotを連携させることで、Canvaのデザイン編集をHubSpotのダッシュボード上で行うことができるようになります。HubSpotのブログ記事に使う画像や図などをCanvaを使って素早く作成し、そのままシームレスにHubSpotブログに反映できるようになります。
とくに、HubSpotで書いているブログ記事のイラストをCanvaで作成している企業におすすめです。
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G Suite:グループウェア
G Suiteは、Googleが提供する企業向けの情報共有システムです。個人向けのサービスと違い、安全性の高いセキュリティ・充実したサポート体制で、G-mailやGoogle カレンダーなどを利用できます。
G SuiteとHubSpotを連携させることで、G-mail上で顧客とやり取りしたメールを、HubSpotへ履歴として送信できるのが魅力。過去に顧客とどのようにコミュニケーションしたのかを、HubSpot上から一目で確認できます。
ほかにも、Google カレンダーと連携させて、ミーティング調整用のサイト内リンクを作れます。予約した会議はGoogle カレンダー上に自動で記録されるので、日時を都度入力する必要がありません。
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hubspotでAPI連携をする4つの方法
ここでは、HubSpotでAPIを使用する具体的なやり方を4つご紹介します。
①アプリマーケットプレイスから接続をする
1つめは、アプリマーケットプレイスから接続する方法です。HubSpotでは、「HubSpotアプリマーケットプレイス」と呼ばれる、連携用のサービスを提供しています。
HubSpotアプリマーケットプレイスでは、連携可能なサービスが1,000件以上と、非常に多くラインナップされているのが特徴です。どれも独自の審査を通過したものなので、初心者でも安心して利用できます。
もちろん、すべてのサービスが対応しているわけではないので、マーケットプレイス上にない場合は、他の方法を検討しましょう。
②自動化ツールを利用する
HubSpotアプリマーケットプレイス上にアプリがないときは、ZapierやIntegromatといった自動化ツールを活用しましょう。どちらも無料から使うことができ、多種多様なソフトウェアの接続が可能になります。
Zapierでは、Google スプレッドシートや、コンタクト作成ツールの「Gravity Forms」との連携が有名です。Integromatを使えば、FacebookやGoogle Cloud Storageなど、500以上のアプリから選び、コードなしの統合ができます。
ただどちらのサービスも、無料版に制限があるのが難点です。もしたくさんのタスクを登録したり、データ容量が多くなったりする場合は、有料プランも検討しましょう。
③自社でコードを作成して連携する
自らコードを書いて連携する方法です。こちらは、Javascriptなどの高度なプログラミングの知識が必要となります。
もし、サービスがマーケットプレイスや自動化ツールを使った連携に対応しているのであれば、それらを活用するのがおすすめです。既存のサービスでは対応していないが、どうしてもHubSpotと連携させたい場合に検討しましょう。
自らコードを書いてHubSpotと連携するには、接続先サービスもAPIを公開している必要があります。情報システム部門を中心として、組織的に進めていきましょう。
④HubSpotのパートナーに相談をする
最後に、もし、自社でノウハウやリソースの確保が難しい場合は、パートナーに相談することをオススメします。
HubSpotには、数多くのパートナー企業が存在しますが、API連携以外にもパートナーに相談するメリットには、大きく3つあります。
- 戦略(シナリオ)設計や、検証・改善の提案が受けられる
- 成功パターンや詳細なナレッジを最大限享受できる
- 導入方法や利用方法など、不明な点についてサポートを受けることができる
また、どのHubSpotのパートナー企業が良いか迷った際は、以下3つのポイントで選ぶことをおすすめします。
- 自社の課題解決にマッチした導入支援をおこなってくれるか
- 自社の課題やニーズに近い支援実績があるか
- サポートしてほしい範囲に対して費用面が適切であるか
【HubSpot導入支援】失敗しないパートナー選定の3つのポイント
より詳しくパートナー選定のポイントについて知りたい方は「【HubSpot導入支援】失敗しないパートナー選定の3つのポイント」をご覧ください。
HubspotのAPIを利用する上での注意点
便利なHubSpotのAPI連携ですが、利用する際に注意すべき点が2つあります。
1つでも連携するサービスがある方は、以下で説明する内容に留意しながら進めましょう。
APIキーを定期的に更新する
HubSpotのAPIを利用する際はまず、セキュリティ上の観点からAPIキーを定期的に更新することが重要です。とくにほかの担当者とアカウントを共有する際は、異動や退職が発生する可能性も考えておきましょう。
HubSpotでAPIキーを作成していると、設定から5か月後にEメールの通知が、6か月が経つとサイドバーにお知らせが来ます。おおよそ6か月を目安にキーの変更を行いましょう。
実際にAPIキーを更新するには、「設定アイコン」→「連携」→「APIキー」を選択します。「表示」をクリックし、表示されたキーをコピーしてください。
次に、「アクション」のプルダウンメニューを選択し、「キーをローテーション」→「今すぐこのキーをローテーションして期限切れにする」を選択します。最後に、無効化されたAPIキーを新しいキーへ置き換えることで完了です。
利用回数の制限がある
HubSpotのAPIを利用する際は、プランによって利用回数に制限がかけられている点に注意しましょう。具体的には、10秒あたりや1日あたりのリクエストが制限されています。
数多くのアプリを接続したり、たくさんのデータを送信したりしたい場合は、「プロフェッショナル」や「エンタープライズ」のプランも検討するのがおすすめです。
HubSpotのAPIの利用制限については、公式サイトの「API使用ガイドライン」で詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。
HubSpottのAPI連携を活用して、ビジネスを加速させよう
※画像引用:ASK MY COMPUTER GUY
本記事では、HubSpotでAPI連携するメリットや連携可能なサービスについてご紹介してきました。
まずは、HubSpotのAPI連携はイチから進めようとすると、開発コスト含めた大きなリソースがかかるので、特に初めての方は”いかに手軽にスタートできるのか”が失敗しないための肝となります。
是非、HubSpotのAPIを活用して、貴社のビジネスを加速させてください。