meta description(メタディスクリプション)とは
meta description(メタディスクリプション)とは、WEBページに記載された情報の概要をまとめたテキスト文です。HTMLのhead内に記載するもので、実際のページに表示されることはありません。meta description(メタディスクリプション)には、検索エンジンにページの内容を伝えるという役目と、検索結果にページの紹介文として表示させるという2つの役目があります。 公には、記載された内容が検索結果に影響を与えることはないとされています。しかし検索結果一覧には表示されるため、見た人がページを評価するための参考になります。クリック率に影響を与える可能性が高いことから、しっかりと最適化しておきたい要素だといえるでしょう。
なお、検索結果への表示については、状況によって検索エンジン側で書き換えることがあります。また、記載がない場合はページ内のテキストから自動で文章が生成されます。しかし文章が不自然になったり、重要なキーワードが抜けてしまったりすることもあるので、最初からきちんと設定しておく方が望ましいでしょう。 最適なmeta description(メタディスクリプション)を記述するためには、以下のようなことに注意が必要です。
・文字数はスマホとPCとで異なる 画面のサイズが違うため、表示されるmeta description(メタディスクリプション)の文字数は、PCでは約120文字ありますが、スマホでは50文字程度となります。そのためスマホで見ても意味が通じるよう、50文字程度で概要をまとめ、残りの文字数でPC用に補足の説明を続けるのが良いでしょう。
・検索されるであろうキーワードを入れる ユーザーが指定したキーワードがmeta description(メタディスクリプション)の中にあると、その部分が太文字で表示されます。ユーザーの目に付きやすくなるので、クリックされやすくなります。
・クリックしたくなる書き方をする 検索結果には、同じキーワードを使っている競合のサイトが並びます。その中から自分のサイトを選んでもらうためには、ユーザーが見たくなる書き方を意識しなければなりません。そのページを見たらどんな情報を得られるのか、他のサイトとはどう違うのかなど、分かりやすく記述しましょう。
・キーワードを詰め込み過ぎない キーワードが大事だといっても、同じ言葉をいくつも入れたり、単語を羅列したりするのは意味がありません。キーワードだけでは検索順位に影響を及ぼしませんし、単語が並んでいるだけでは日本語として不自然になってしまうからです。
・ページごとに独自のmeta description(メタディスクリプション)を設定する meta description(メタディスクリプション)は、あくまでそのページに書かれていることを紹介することが目的です。他のページと内容が重複していることや、全てのページで同じ内容になっていることは禁物です。