KPIとは、Key Performance Indicator(キー パフォーマンス インジケーター)の略で、「重要業績評価指標」のことを指す。
主に企業などの組織内において、個人評価を行うために用いられることが多い。また部門の業績評価を行うための指標として導入されることもある。
目標達成のために具体的な作業目標を設定し、達成度合いを計測するために使用される。
目標を達成するために必要不可欠な作業を洗い出すことで、どの程度の状態で通過をすれば最終的な目標を達成することができるかを数値で可視化する。
たとえば最終目標設定を3カ月間で新商品1,500個の販売、売上100万円達成と設定した場合、新規の獲得顧客数を前年同月の1.2倍、平均訪問販売件数を1.3倍、1日のアポイントメント件数を1.5倍、といった設定がKPIとなる。
チームや部門におけるKPIは、今までの業績数値を分析し最終的な目標設定をよく吟味した上で、より現実的な数字を設定する。設定後はKPIを関係者全員で共有することで、全体のパフォーマンスやモチベーション向上が期待できる。