KGIとはKey Goal Indicator(キー・ゴール・インジケーター)の略で、「経営目標達成指標」「重要目標達成指標」とも呼ばれる。企業やチームなどでプロジェクトを進める際、「売上額アップ」のような漠然とした目標ではなく、「売上額前年比20%アップ」といった具体的な目標を設定することで、その時々で状況が明確に把握でき、どの方向に舵を切ればよいかがわかりやすくなる。視覚的に捉えやすくするため、成約件数や売上高、利益率のような定量的な指標がKGIとして設定されることが多い。
しばしばKPI(Key Performance Indicator)と混同されるが、KPIが短期的な小目標であるのに対してKGIは最終的な大目標であるため、「KPIの達成を積み重ねるとKGIに到達する」と考えるとわかりやすい。
KGIは最終目標ではあるが、あまり無茶な目標を掲げると社員のモチベーション低下につながるため、努力や工夫を積み重ねれば達成できるものを掲げることが必要。