CDP

CDPとはCustomer Data Platform(カスタマーデータプラットフォーム)の略で、顧客の氏名や生年月日といった属性データや、Web上で起こしたアクションのデータ、実店鋪での購買履歴、スマートスピーカーのようなloT対応製品を通して見えるデータなどを、顧客個人単位で収集・蓄積・統合するシステムを指す。

実店鋪での購入かオンラインからの購入か、オンラインならばパソコンからの購入かスマートフォンからの購入かなど、顧客ごとに企業との接点をまとめるため、その顧客に適したアプローチをすることができる。

しばしばDMPと混同されるが、興味や関心で顧客をグループ化して広告配信のようなアプローチに利用するのがDMPであり、CDPは更に一歩踏み込んで顧客一人一人に合わせたものを提供する。そのため、非常にセンシティブな情報を多く含んでおり、漏洩しないよう管理に細心の注意を払う必要がある。

またCDPにはアウトプットの機能がないため、購買システムやメール配信サービスなどのシステムと連携させて活用する必要がある。