BtoBマーケティングとは、Business to Business Marketing(ビジネス トゥ ビジネス マーケティング)の略で、法人向け製品やサービスにおいて、見込顧客の新規獲得から契約までに対して行われるマーケティング活動のこと。商品・サービスの周知方法、展示会やセミナーなどの開催も活動に含まれる。
取引を行うにあたっては、その製品・サービスの価格や、導入することで得られる費用対効果などを含めて、企業は合理的な判断をする必要がある。その分、購入・契約に至るまでのスピードは遅くなるが、マーケティングによってあらかじめ導き出された価格や費用対効果などの適切なデータを提供できれば、スムーズな取引につなげられる。
また、企業が取引相手に求めるものとして、売り上げなどの企業業績や、販売実績などが挙げられる。これらのデータは、「事業が軌道に乗り始めた途端、取引先企業から資材供給ができなくなった」「信用取引を行っていたが、相手企業が倒産してしまった」ということを防ぐ目安となる。自社のWebサイトに企業情報を載せておくこともマーケティングの一環として大切な活動となる。