ビッグデータとは、日々生成され、時系列性・リアルタイム性を持つ、膨大かつ多様で複雑なデータのこと。明確な定義がある訳ではないが、3つのVであるVolume(データの量)、Variety(データの種類)、Velocity(データの発生頻度・更新頻度)の要素を含むとされている。
ビッグデータは、インターネットの普及とIT技術の進化により、従来のデータベースでは難しかったデータ群の管理・解析を即座に行うことで新しいシステムを生み出す可能性を秘めている。
ビッグデータの使用は、オンラインショップやECサイトなどのWebサービスの分野で見ることができる。購買履歴やサイト内のアクセス情報などのビッグデータをもとに、商品を購入する際にほかのおすすめ商品を表示していることが例として挙げられる。
このようにビッグデータのなかから特定の対象に関連する、重要な意味合いを持つデータを抽出するプロセスをデータマイニングと呼ぶ。今後は、この膨大なデータを取り扱うために、さらなる技術進歩と普及が必要。