アクイジション(Acquisition)は、日本語で獲得や取得という意味。マーケティング用語では新規顧客を獲得するという意味合いで使用し、企業が自社のサービスを新規顧客に利用してもらったり、購入してもらったりすることを指す。
その他にも不動産や金融業界では、資産の獲得や取得に関してもアクイジションということがあるので注意が必要。反対に既にサービスを利用・購入している顧客の維持は「リテンション」と呼ぶ。
つまり、企業は利益を出すためには、常にアクイジションとリテンションについて考えなくてはいけない。実際のアクイジションの施策では、BtoBやBtoCなど形態によってやり方が異なる。BtoBでは営業活動を主とするのが一般的で、BtoCの場合は広告やWebマーケティングなどの消費者をターゲットとしたものが一般的。
また、関連項目として、1:5の法則がある。これは既存の顧客を維持するよりも、新規の顧客を獲得する方が5倍のコストがかかるという法則のことを指す。