4C

4Cは、消費者側の視点を重視して作られたマーケティングのフレームワーク。Customer value(顧客価値)、Cost(顧客コスト)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)の4つのCで構成される。それまでは売り手側の視点で分析されることが多かったが、市場の飽和により消費者の力が強くなったことから考案された。

Customer value(顧客価値)では、消費者が自社の商品やサービスを購入することで得られる価値を考察。

Cost(顧客コスト)では、自社の商品やサービスを購入するための負担を考察。コストは金銭だけではなく、心理的コストや時間的コストなども含む。
Convenience(利便性)では、顧客がどれだけ簡単に自社の商品やサービスを購入できるかを考察。店舗なら立地や営業時間、ネットなら商品の見つけやすさや決済の豊富さなど。

Communication(コミュニケーション)では、顧客に自社の意思やメッセージが伝わっているか、逆に顧客の声が自社に伝わっているかを考察。