レンタルスペース運営に役立つ!5つの集客方法と7つのコツとは
不動産投資としても人気の高いレンタルスペースの運用ですが、集客に頭を悩ませるオーナーは少なくありません。集客しようにも、何から手をつけてよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。本記事では、レンタルスペースの運営に役立つ集客方法やコツを解説します。
レンタルスペース運営で効果的な5つの集客方法
ビジネスにおける集客方法はいくつもありますが、レンタルスペースの運営で考えると主に5つの方法が挙げられます。「ホームページ」「SNS」「ポータルサイト」「運営代行業者の利用」「オフラインでの集客」です。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
ホームページやブログで集客する
現代社会でビジネスを展開するにあたり、ホームページを運営していないのは大きなハンデです。ホームページやブログは低コストにさまざまな情報を発信できるため、レンタルスペースでの集客にもおすすめです。
自社ホームページにレンタルスペースの情報を掲載する、もしくは予約に特化したサイトを別途用意するのもよいでしょう。ホームページ運営のハードルが高いと感じるなら、ブログから始めてみるのはいかがでしょうか。
ホームページやブログで予約まで完結させたいのなら、予約システムの実装は必須です。電話やメールだけでなく、予約システムも実装し窓口を増やしておくと集客率を高められます。サービスに関連する魅力的で有益な情報を発信しつつ、予約に結び付けましょう。
SNSで集客する
TwitterやInstagram、Facebook、LINEなどのSNSを活用して集客するのも有効です。SNSで自社ホームページや予約システムへ誘導できる仕組みを構築しておけば、集客につなげやすくなるでしょう。レンタルスペースを利用してできることや魅力などを、積極的にアピールすることがコツです。
SNSを利用するメリットは、手軽かつ費用がかからないことです。また、爆発的な拡散力も期待できるため、多くのユーザーに見てもらえる可能性があります。ただし、発信する内容によっては炎上を招くおそれがあるため、注意が必要です。誤解を招く表現や批判されそうな内容は避け、発信前にチェックすることをおすすめします。
予約ポータルサイトを利用する
特定の業界に特化した予約ポータルサイトはたくさんあります。レンタルスペースの予約ポータルサイトなら、予約受付や決済もポータルサイト側が代行してくれるため、管理の手間や負担を軽減できるでしょう。
アクセスするのはレンタルスペースを探している方がほとんどであるため、高い集客力を見込めます。ただ、登録している数多くの同業者から選んでもらうには、サービスの差別化が必要です。なお、ポータルサイトへの登録は無料で、予約成立時に運営会社へ手数料を支払うシステムが一般的です。
運営代行業者に依頼する
レンタルスペースの運営を代行してくれる業者に依頼する方法もあります。たしかな運営ノウハウを有する企業なら、集客から収益化までを一貫して任せられるでしょう。運営に関わるあらゆることを代行してくれるため、管理や運用の手間もかかりません。
代行業者もビジネスでサービスを提供しているため、利用にあたっては手数料が発生します。代行業者によって手数料やノウハウ、実績などは大きく異なるため、事前にきちんと確認しておきましょう。大手の運営代行業者なら、事前に個別のカウンセリングを受けられるケースがほとんどです。
オフラインで宣伝する
以前からある方法としては、新聞折り込みチラシやポスティング、ティッシュ配りなどが挙げられます。また、話題になるイベントやキャンペーンを打ち出し、口コミで集客できる仕組みを構築するのもひとつの手です。
手軽に取り組みたいのであれば、近隣の住宅へチラシをポスティングすることから始めてみてはいかがでしょうか。レンタルスペースの近くで、道行く人に直接チラシを手渡しするのも有効です。ダイレクトなアプローチができるため、集客へ結び付く可能性があります。
レンタルスペースの利用者を増やす7つのコツ
集客の方法と併せて、利用者を増やすコツも覚えておきましょう。レンタルスペースの集客に成功している企業は、コツを押さえたうえでプロモーションを実行しています。ここでは、利用者を増やすためのコツを7つ紹介します。
複数の集客方法を組み合わせる
ひとつの集客方法に固執してもメリットはありません。オンラインとオフライン、双方の方法を複数組み合わせることにより、最大限の集客効果を得られます。ホームページやブログ、ポータルサイト、SNSなどで予約の窓口を増やし、併せてポスティングや折り込みチラシなども検討してみましょう。
ただし、複数の手法を組み合わせて運用するケースでは、ダブルブッキングが起きやすくなります。「すでに予約が入っている時間帯に別のお客様を案内してしまう」といったケースが発生するおそれもあるため、十分注意しましょう。
相場を意識した価格設定を行う
新規客の獲得はもちろん、リピーターを増やすうえでも価格設定は重要なポイントです。設備が充実し、アクセスのよいレンタルスペースであっても、相場より高い価格では集客力アップは望めません。
相場からかけ離れた価格にならないよう、事前のリサーチは徹底的に行いましょう。同業他社のサービスや価格を調査し、参考にしてください。集客力を高めたいからといって、相場より大幅に低い価格を設定するのはNGです。集客はできるかもしれませんが、収益が低下し経営を圧迫してしまうおそれがあります。
掲載する写真のクオリティを上げる
レンタルスペースの利用を考えている方の多くは、「どのような空間なのか」を知りたがっています。目的や用途に即した使い方ができるのか、雰囲気はどうなのかといったことを知りたがっているため、利用時のイメージが湧きやすい写真を掲載するのがおすすめです。
写真を過度に加工する必要はなく、さまざまな角度から撮影した写真を掲載しましょう。そして、写真はなるべくたくさん掲載したほうが、お客様にイメージしてもらいやすくなります。可能なら、3D画像や寸法を記載した図面も掲載しましょう。
アクセス方法をわかりやすく説明する
立地からレンタルスペースを探そうとする方も少なくありません。そのため、ホームページやブログには、住所だけでなく地図や写真を掲載してわかりやすくしておきましょう。最寄り駅からのルートを、写真つきで説明してあげると親切です。
併せてアクセス方法も記載しましょう。最寄り駅やバス停の情報はもちろん、そこから徒歩どれくらいで到着するのかも記載してください。周辺の主要な施設情報を掲載するのもおすすめです。
利用できる設備を一覧でまとめる
レンタルスペースを選ぶときに、設備を重視するケースは少なくありません。セミナーや勉強会、パーティーなど、さまざまな目的で利用するため、どのような設備があるのかを決め手とする方は多くいます。
自社ホームページには、設備情報をできるだけ詳しく記載しましょう。ホワイトボードやデスク、プロジェクター、レーザーポインターなど、わかりやすく一覧でまとめておくと親切です。Wi-Fiの有無をはじめとした、利用できるサービスの一覧もまとめておくとお客様は判断しやすくなるでしょう。
感染症対策を万全にする
新型コロナウイルスの脅威がいまだ収束しない昨今においては、感染症対策が万全かどうかも集客に関わります。特に、レンタルスペースはさまざまな人が利用するため、感染症対策がきちんとできているかどうかを気にする方は少なくありません。
まず感染症対策をきちんと行い、そのことをホームページやブログ、SNSでアピールすることが大切です。利用人数の制限や入場時の検温、除菌・消毒など、具体的にどのような対策を実施しているのかを明記しておきましょう。自治体によっては、感染症対策実施済みのステッカーを配布しているところもあるため、取得しておくとよりお客様へ安心感を与えられます。
利用者の意見を参考にする
実際に施設を利用してくれたお客様の声は、今後の経営に役立ちます。サービスの拡充や品質向上にもつなげられるため、積極的にアンケートをとりましょう。また、インターネット上に書き込まれた口コミをチェックするのもおすすめです。
アンケートや口コミには、経営者にとって耳が痛くなる内容が含まれているかもしれません。そうした内容を、一部の意見だと切り捨ててしまうのではなく、真摯に受け止めて経営へ活かすことが集客力アップにつながります。なお、アンケートをとるときは、次回利用時に使用できる割引券などを用意すると、回収率を高められるでしょう。
まとめ
さまざまな集客方法がありますが、ここで紹介したコツを踏まえたうえでトライ&エラーを繰り返すことが大切です。また、本格的に集客力の向上を目指しているのなら、「LocalFolio」のサービスを利用するのもおすすめです。さまざまな広告運用サービスを提供しており、予算に応じて集客をサポートしてもらえます。