外壁塗装の集客方法を徹底解説!今すぐやるべき4つの手法とは
外壁塗装業者が収益の拡大を図るうえで、集客力の向上は欠かせないポイントです。しかし、具体的にどのように集客すればよいのか、何に気をつければよいのか理解していない経営者は多いでしょう。本記事では、外壁塗装業者が実践すべき集客方法をピックアップして解説します。ぜひ最後まで目を通してください。
外壁塗装業界もWeb集客が基本に
従来における外壁塗装の集客といえば、チラシが一般的でした。メニューや価格を記載したチラシを新聞に折りこむ、またはポスティングするなどの方法が主流でしたが、近年では大きく変化しています。
インターネットやスマホの普及により、外壁塗装業界の集客もチラシからWebの時代へと変化しました。多くの業者が自社ホームページを運営し、ポータルサイトへの登録やSNSを駆使した集客を実践しています。
外壁塗装業者を探す際にも、ネットで検索することが当たり前になりました。従来のようにチラシのみに頼った集客では、ネットを中心に情報収集をする層を取りこぼしてしまうおそれがあるのです。そのため、現代社会で外壁塗装業を営み、集客を成功させるにはWebの活用が欠かせません。
一時期、悪徳リフォームが社会問題になったことを覚えているでしょうか?情報収集が容易となった昨今では、こうした業者の多くが淘汰されましたが、いまだに悪質な業者は少なからず存在します。
良心的な価格とサービスに自信をもつ企業であっても、一部の悪徳業者により、ユーザーに警戒されてしまうのも事実です。そのため、今後Webを活用して集客を実践するのなら、優良企業であることを積極的に発信していくことが大切なポイントになります。
外壁塗装を成功に導く5つの集客方法
さまざまな集客方法がありますが、外壁塗装で活用できるのはホームページやブログ、SNS、ポータルサイト、Googleマイビジネスの5つです。実践を始める前に、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
ホームページ
ネット社会である現代において、自社のホームページを運営していないのは大きなハンデです。事実、大手や中堅規模の外壁塗装企業なら、まず間違いなく自社のホームページを開設し運営しています。ホームページを有しないだけで、新規客の取りこぼしにつながるだけでなく、他社との競争にあぶれることでしょう。なので、Web集客を始めるにあたりまず用意すべきコンテンツは、ホームページといえます。
ホームページのメリットは、ユーザーへ届けたいさまざまな情報を発信できることです。社長や社員の考えや想い、サービスの内容や種類、価格なども伝えられ、相談や問い合わせ、見積もりの専用フォームも設置できます。
簡単なホームページなら、無料サービスやソフトを利用して自作できますが、おすすめはプロへの依頼です。費用はかかりますが、ハイクオリティで見栄えのよいサイトに仕上げられます。いかにも素人が作ったようなホームページは、ユーザーの信頼を失ってしまうおそれがあるため、おすすめできません。
また、ホームページを開設しても、見てもらえなければ無意味です。特定のキーワードで検索されたとき上位表示されるよう、適切なSEO対策も必要になります。SEO対策は専門性の高い分野であるため、こちらも専門業者への依頼がおすすめです。
ブログ
いまだに、悪徳業者への強い警戒心を抱く方は少なくありません。そういった方に安心を与え、信頼してもらうためにも、積極的な情報発信が求められます。そのためには、ブログやメルマガなどの活用がおすすめです。
ブログはホームページと違って、簡単に自作できます。アメーバブログをはじめとした無料のブログサービスも多く、WordPressを使ったブログも簡単に作成できます。また、社長や社員がブログを執筆し、素の姿や意外な一面を垣間見せることで、親近感を抱いてもらう効果が期待できるでしょう。
ブログに執筆する内容ですが、基本的にはお役立ち情報がおすすめです。読み手は外壁塗装に興味がある方、工事を検討している方であるため、塗料の選び方や違い、工事のタイミング、業者の選び方などを執筆するとよいでしょう。お役立ち情報の発信により、自社の信頼性を高めつつ、見込み客をファンとして取り込むことも可能です。
SNS
SNSで業者を探すユーザーも多いため、上手に活用して集客へつなげましょう。SNSは無料で利用でき、発信する情報によっては拡散も期待できます。継続的にお役立ち情報や面白い内容を投稿することで親近感を抱いてもらい、信頼を高められることでしょう。
大きな効果を期待できるSNSですが、利用するツールにより、メインのユーザー層や機能が異なります。たとえば、Facebookは集客機能やアンケート機能を実装している特徴があり、ユーザーの年齢層は比較的高めです。
Twitterは140文字以内の短文を投稿できるSNSで、リツイートにより爆発的な拡散力が期待できます。若いユーザーが多く、集客も期待できますが、発信する内容次第では炎上してしまうおそれもあるため、注意が必要です。
Instagramは、画像の投稿がメインのSNSで、ユーザーの年齢層が幅広い特徴があります。また、女性の利用者が多いのも特徴といえるでしょう。外壁塗装の集客として用いるのなら、工事前と工事後の写真を投稿することで、視覚的にユーザーへ訴求できます。
ポータルサイト
塗装業者のみが登録できるポータルサイトや、一括査定サイトに登録するのも集客に有効です。これらのサイトを訪れるのは、外壁塗装に関心がある方、工事を検討している方であるため、効率のよい集客が可能になります。現在ではこうしたサイトが多数あるので、すべてに登録しておくことで、より見つけてもらいやすくなるでしょう。
注意点としては、価格競争に発展しやすいことが挙げられます。一括査定サイトを利用する方は、少しでも安く工事をしたい方が大半なので、価格競争は避けられません。そのため、見積もりまで話が進んだとしても、他社が自社よりも安い金額を提示すれば、お客様はそちらに流れてしまいます。
またポータルサイトには大手も含め、多数のライバルが登録をしているので、激戦区といえるでしょう。その中で存在感を発揮するためには、他社との明確な違いや強みも打ち出さなければなりません。
Googleマイビジネス
Googleマイビジネスは、ネット関連サービス大手のGoogleが提供している無料ツールの一種です。自社の情報を登録しておくことで、Google検索やGoogleマップ上に企業の情報を表示できます。
自社の基本情報を登録できるだけでなく、情報発信や口コミの管理、分析情報の閲覧、Webサイト作成機能なども利用できます。集客に役立つさまざまな機能を無料で利用できるのは、大きなメリットといえるでしょう。うまく活用できれば、知名度や集客アップに役立ちます。
Googleマイビジネスを利用すれば、ユーザーとの交流も可能です。投稿された口コミに対し返信ができるため、信頼の獲得やサービス品質向上のヒントを得られるメリットがあります。ただ、ネガティブな口コミが投稿される可能性もあり、削除も難しいため、そこは難点といえるでしょう。
オフラインも有効に活用しよう
外壁塗装に携わる多くの企業が、オンラインでの集客に力を入れているのは事実です。しかし、完全にオンライン集客へ移行したわけではなく、従来のオフライン集客も併用している企業が多くを占めています。
近年では、新聞折りこみやポスティングのチラシ、看板などを見て業者を知り、その後ネットで検索しサービスや価格を比較して選ぶ、といったユーザーが増えています。つまり、最初の入り口としてチラシや看板はいまだに有効なのです。
こうした理由から、集客をオンラインのみに特化してしまうのはおすすめできません。オンライン集客をメインとするのは問題ありませんが、オフラインでの集客も併せて実践することをおすすめします。
特にネット世代ではない高齢の方は、オフラインでの集客が効果的でしょう。仮に、オンライン集客しか実践していない場合では、ネットをまったく利用しない高齢者層の見込み客を取りこぼすおそれがあります。また、高齢者に限らずネットをあまり利用しない層は若い世代にも存在するので、オンラインとオフライン双方の集客手法を実践するのがベストといえるでしょう。
塗装業者で考えられるオフラインの集客手法には、チラシのほか看板やダイレクトメール、フリーペーパー、新聞への広告出稿などが挙げられます。また、個別に邸宅を訪問して契約をとる方法もありますが、これはあまりおすすめできません。
かつて社会問題となった悪質リフォーム業者の多くは、訪問販売をメインとする企業が多かったからです。営業マンも必要となるためコストがかかるだけでなく、ユーザーの信頼を得るのも難しい可能性があります。チラシや看板などのオフラインと、webを使ったオンラインの手法をうまく併用して集客につなげましょう。
まとめ
いきなりすべての手法を試すのは難しいと思われます。なので、まずは取り組みやすいものから始めてみてはいかがでしょうか。また、デジタルマーケティングのプロであるLocalFolioのような企業のサポートを受けるのもおすすめです。自社にマッチした集客のアドバイスも受けられるため、効果的な集客手法を導き出せます。